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中学生プロジェクト、構成とテーマを決定

2019年8月11日

フリーペーパー創刊に向けた企画・構成会議も、いよいよ大詰めです。今まで出たアイデアを絞り込み、構成とテーマを決定。さらに、テーマごとに編集者を選出しました。


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今年度からスタートした中学生プロジェクト。フリーペーパーを年に2回発行し、市内の中学生にもれなく配布する予定です。

最初のステップとなる企画・構成会議ですが、6月から継続してテーマのアイデア出しを行なってきました。

その作業も大詰めを迎え、8月9日と11日の2日間、集中して会議を開催しました。今までに出たアイデアを絞り込み、B5版で全24ページを予定しているフリーペーパーの構成とテーマを決めるためです。

「中学生の、中学生による、中学生のためのフリーペーパー」をコンセプトに、時間をかけて全員参加で積み上げてきたアイデア。集中と分散を繰り返しながら、少しずつ形が見えてきました。

そこで、およそ10個のテーマに絞り込み、ページを割り当てていく作業を行ないました。
例えば、「特集記事のテーマは各中学校へのインタビュー、見開き4ページ」といった具合です。平行して、できるだけ具体的な取材対象を設定していきました。「特集記事のインタビュー対象者は生徒会」など。

ここまで決まったら、しめたもの。あとは、テーマごとに担当者を選出していきます。

担当者とは、いわゆる編集者のこと。ページのデザイン・レイアウトから、取材・原稿執筆・編集まで、一連の作業を責任を持って進めなければなりません。

話が脇に逸れて恐縮ですが、素人スタッフである筆者、「編集者の仕事」がよくわかっていません... 人気作家の村上龍が執筆してミリオンセラーとなった「13歳のハローワーク」で調べてみると、

「雑誌や書籍などの本全体やページの一部を企画して編集する人のことを編集者という。基本的な編集作業はもちろん、企画の立案から、ライター、カメラマン、デザイナー、イラストレーター、モデルなどの手配、取材の手配、印刷や製本まですべてを担当する。その核になる編集作業は、ライターの書いた原稿や、写真素材、参考データ、挿絵、説明図などを、具体的に誌面の形にまとめていく、雑誌制作のディレクター的な役割を持つ」

とあります。ふむふむ、勉強になるな... 雑誌制作におけるディレクターなのか。すると、このフリーペーパー制作では、テーマ毎にディレクターを設け、それを束ねるのが編集長になるわけだ...と独り言。

それはさておき話を会議に戻すと、中学生記者の自発的な参加によって、各テーマの編集者がスムーズに選出されました。編集長は前回選出済みです。これをもって、企画・構成会議は無事に終了となりました。

ほっと一息といったところですが、ここから本格的な制作作業が始まると言っても過言ではありません。

がんばれ、中学生編集者!


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